小学生の子供がいる方、お子さんを学習塾に通わせていますか?
子供を塾に通わせる理由で多いのが「私立中学受験」とか、「家で勉強を全くしないから」、「学校の成績が下がってきたから」など、人それぞれかと思います。
ある統計データでは、小学生の子供の通塾率は約50%弱と言われています。
遊びたい盛りの子供を塾に通わせるのなら、当然ですが親子でしっかりと話し合って決めることが大切ですよね。無理やり頭ごなしに「塾に行けー」では、単なる親のエゴになってしまいます。
そこで今回は、子供を初めて塾に通わせる際に家庭で必ずチェックしておきたいことをいくつか伝授したいと思います。
僕自身子供を塾に通わせてますが、実体験も交えながら紹介します(*’ω’*)
小学校低学年のうちは塾なんか必要ない
はっきり言って小学校低学年(1~3年)のうちは、塾に通わせようなんて考えなくてもいいです。
それは何故か?
親でも十分教えてあげられるレベルだからです(´-ω-`)
さすがに中学生の子供から「数学で因数分解がわからないから教えて」とせがまれても、大抵の親は忘れてしまってます。これはしょうがない。
それなら塾に行くという選択肢もありでしょうが、低学年の学校でのテストなんかは正直100点がとれるような問題ばかりです。
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塾に通わせる”目的”を明確にしよう

では、「何故小学生のうちから子供を塾に通わせるんですか?」と聞かれた時に、明確な理由を持っているでしょうか。
こんな曖昧な理由では子供はたまったもんじゃありません( ゚Д゚)
- 中学受験を考えているから
- 学校の成績が目に見えて落ちてきたから
- 自宅で勉強する習慣が全くないから
ちなみに我が家の理由は③でした。
とにかく学校から帰ったら友達とゲーム三昧。まだやるかと言わんばかりにゲームばかり(+_+)
自宅でできないのであれば、強制的に勉強をする環境に身を置くしかないと思い、家族みんなで決めました。
決めるのは親ですが、通うのは子供です
なので当然子供の意見も尊重しましょう。「成績が落ちてきた」や「勉強する習慣がない」という理由の場合でも、子供は「行きたくない」と言ってくるかもしれません。
●じゃあ、どうやって成績を上げるのか?
●どうやって勉強する習慣を身につけるのか?
この点は本当によく話し合って決める必要があります。
自宅学習で解決できるのならそれに越したことはありませんが、ダメなら塾という選択肢もありえるということです。
塾に通い始めるタイミング(時期)を考える

結論からいってしまうと、これは「3月」ということになります。
基本的に学習塾の多くは新学年授業を毎年3月からスタートします。
なのでこの時期に入塾できれば、新学年の授業を最初から受けることが可能なんです。別に年中いつでも通い始めることは可能ですが、途中からだと当然カリキュラムも途中からのスタートになってしまいます。
これでは授業についていけなくなったり、内容が理解できないまま先に進んでいく恐れもあるので、極力3月(無理なら4月~5月位)を目途に申し込みをしたほうがいいですね(*’▽’)
費用ってどれくらいかかるのか

これは通う塾によって様々なので一概にいくらとは言えませんが、参考にしてほしいデータがあります。

塾の費用というのは「補助学習費」に区分されますので、この表から見ると公立小学校における6年生の塾費用は、約9.4万円だったということです(平均 7,900円/月)
ただし、これは平均的な費用を表したものなので、実際に通う際は「塾の地域制」「受講教科」「時間数」などで相当変わってきます。
それにしても私立小学校だとこんなに高いんですね(*´Д`)
同じ小学校6年生の平均が43万円って・・・
ちなみに、塾側に頼めば予算にあった学習プログラムを組んでくれるところもあったり、大手なら見積もりをもらうなんてことも可能です。
これはネットの情報だけではわからないので、直接塾へ問い合わせる必要があります。
最近では体験学習という名の「無料お試しコース」を実施している塾が多いのですが、大抵の場合は子供の名前や学校名、住所を事前に登録する必要があります。
体験学習後にそのまま入塾するなら問題ないですが、「やっぱり入塾は辞めます」となった場合、その後自宅にDMやチラシなどが頻繁にくる可能性がありますので注意が必要です。
結局のところ塾には行かせたほうが良い?

中学受験を考えている家庭なら塾へは絶対行かせたほうが良いと思います。やはり家庭学習だけで中学受験を望むのは相当大変です。
何より受験は情報戦でもあります。学習塾は学校では教えてもらえない、プロの先生たちからの有益な情報が溢れています。
これだけでも塾に通うメリットはあります(*‘ω‘ *)
また、2020年からは小学校の教育カリキュラムが大幅に変わります。学習指導要綱が改訂されるためで、中でも「プログラミング教育」が必修化になることから、どう対応していいか悩んでいる親御さんは結構いるようです。

では、逆に中学受験をしない子供はどうでしょう。我が家もそのパターンですが、結果的には通わせて良かったと思います。
理由の一つに「自信」がつくことです。
僕の子供が通っている塾では、基本的に学校の勉強より一歩先のことを勉強しています。すると、学校で授業したときに既に教わっていることが多いので、他の科目より頭に入りやすいみたいなんです。
塾で習ったことを学校で復習する形になり、その科目は明らかに成績が良いです。他は全然ですが・・(´-ω-`)
あと、塾に通う上でオススメしたいポイントは「自習」の存在だと思います。
実は多くの塾で「自習室」などを無料開放しているので、塾のない日でもテスト前には友達と一緒に自習室へ通うこともできます(*´ω`)
当然そこには先生もいるので、何か解らないことがあればすぐに聞けるという点も素晴らしいですよね!
それでもやっぱり塾に行くのが難しいという家庭には「通信教育」をオススメします。調べてみると自宅で学習塾と同等の授業が受けられる教材なんかもあるんです(´▽`*)
我が家でもタブレットタイプの教材を何年も受講してましたが、最近のは進化しまくりでホント凄いです!無料体験なんかも受けられるので、一度は見てみてください(*’ω’*)
まとめ
- 小学校低学年には塾は必要ない
- 塾に通わせる”目的”を明確に
- 塾に通う時期をよく考える
- 費用についてはしっかり確認
どうでしょうか?子供を塾に通わせてみようか考え中の方に、少しでもアドバイスになれば幸いです(*´з`)
よく「子供の学力は親の収入によって変わってくる」と言われていたりしますが、本来そんなことあってはならないですよね。
日本中どこの子供も、みんなが平等に学べる環境になって貰いたいと思います。
それでは(^^)/